韓国自由総連盟が中国を糾弾


稚拙な中国、THAADだけが問題か。イージス艦のレーダーは?
政府はTHAAD配備を迅速に進め、親中・左翼勢力を剔抉せよ


ニューデーリ

(2017.3.10)

 

▲自由総連盟会員100人余りが3月7日の午後2時、駐韓中国大使館(ソウル明洞所在)の前で記者会見を開き、THAAD配備決定に対して経済報復を露骨化している中国当局の稚拙な態度を糾弾した。ⓒニューデーリ


 韓国自由総連盟は、高高度ミサイル防衛体系(THAAD)の韓国配備決定に対する中国の報復措置は北韓核の危機的状況に対応するための最小限の安保措置まで制限する内政干渉であることを指摘し中国大使館前で糾弾記者会見を開いた。


 自由総連盟会員100人余りは3月7日の午後2時、ソウル明洞所在の中国大使館の前で“北核による危機状況の下でTHAAD配備は最小限の安全対策であるのに、これを問題として貿易報復までやる中国の行為は国際社会の嘲笑の対象で稚拙な行為”と批判した。

 

▲韓国自由総連盟の会員100人余りは3月7日の午後2時、中国大使館前で韓国に対して経済・外交報復措置を取った中国を糾弾した。ⓒニューデーリ


 自由総連盟は“北韓は約1万kmを飛べるミサイル技術を確保して韓国はもちろん、米本土を直接攻撃できるレベルに達したと推定される”とし、“THAADを配備して防御力を高めるのは国家安保の最小限の措置”と主張した。


 連盟は“中国が未来にも韓半島をミサイルで攻撃する意思がないなら、THAADの配備を妨害する理由がないのではないか”と指摘、THAAD配備に反対する中国の論理は言語道断であると一蹴した。


 そして、米国が中国を監視するためTHAADを配備するという主張に対して“THAADのレーダーが監視できる距離はせいぜい600kmに過ぎない。この瞬間も米国の衛星600機が軌道を回り、1,000kmを見通す韓国のイージス艦もあるのに、これに対してはなぜ何も言わないのか”と反駁した。


 THAADを配備すれば韓半島で戦争の脅威が高まると主張する一部の左派陣営に対して連盟は“韓半島は人類がミサイルを開発する前、つまり有史以来3千回ほど侵略を受け、そのほとんどが中国から侵略だった”と論駁し、逆に中国が北韓との核協力を通じて韓半島を戦争脅威へ追い込んでいると攻撃した。

 

▲駐韓中国大使館の五星紅旗。ⓒニューデーリ


 抗議団は“中国の習近平政府こそ、前では韓半島の非核化を言いながら裏では北韓を支援し核開発を後援した一等功臣”と言い、THAAD配備に対する中国の報復行為を強く糾弾した。そして、政府がTHAADの配備を一日も早く完了して中国の脅迫を遮断すべきだと主張した。


 自由総連盟会員たちは、黄教安大統領権限代行に“祖国の生存と繁栄よりも、中国の利益を代弁する親中・左翼勢力を剔抉するよう”促した。


 自由総連盟は記者会見の後、中国大使館にTHAAD報復行為を糾弾する抗議文書を伝達した。

 

www.newdaily.co.kr 2017.03.07 18:01:12

更新日:2022年6月24日