一般刑事犯でもこのようには取り扱わない


 大統領の職務をいきなり停止させては今になって証拠を確保すると慌てて特検の調査、国会聴聞会、憲法裁判所の裁判を進行する。人をまず逮捕してから証拠を探す格好だ。問題は大統領を相手にこのような無理をしていることだ。

 

趙甲濟
(2017.1.23)

 

 なぜそこまで急がねばならなかったのかわずか40日くらいで大統領を弾劾訴追しておいては、ロウソク勢力と扇動メディアらは今、憲法裁判所に対してもっと速く判断しろとか、朴槿恵大統領がなぜ法廷に出ないのかと言い掛かりをつけている。


 国会は独自の調査もせず検察の控訴状とメディアらの記事をコピーしたレベルの訴追状を作った。国会が独自の特別委員会を作って少なくとも数ヶ月間の調査した内容を提示すべきなのに、他人の調査をただ借りたためこのような混乱が生じた。訴追状の内容だけを見れば棄却すべきだ。


 大統領の職務をいきなり停止させておいては今になって証拠を確保すると慌てて特検の調査、国会聴聞会、憲法裁判所の裁判を進行する。人をまず逮捕してから証拠を探す格好だ。問題は大統領を相手にこのような無理をしていることだ。検察は調書すら一度も作らなかった大統領を被疑者だの共犯だのと呼ぶ。一般刑事犯でもこのようには取り扱わない。このような法的瑕疵を指摘っすべき言論メディアらは、捏造と歪曲のカルテルを形成し沈黙する。あまりにも多くの誤報と捏造をしたメディアらであるためお互いが弱点を握りまた握られた状態だ。共犯関係だ。


 法治主義と民主主義、そして言論の自由を争って踏みにじる3つの機関が国会、検察、マスコミだ。自我の否定だ。世界メディアの歴史上、かつてなかった事態だ。


www.chogabje.com 2017-01-11 17:14

更新日:2022年6月24日