印名鎮の使いになった朝鮮日報の反保守的社説


 朝鮮日報は政党を壊したり離党を要求するのが政党政治を否定する反民主的真似であることが分からないようだ。


趙甲濟

(2017.1.4)


 朝鮮日報が今日、また反保守的社説を書いた。李貞鉉前代表がセヌリ党を離党したことを称えた。


 <セヌリ党がどのような方向に行くべきかは答えが出ている。崔順実事態に責任がある人々が潔く責任を問って離れて党が再起できる道を開いてあげねばならない。印非対委員長が、親朴に離党を要求したのもそうしなければ、セヌリ党はもちろん、保守政治の未来全体が暗いという判断からだっただろう。>

 

 朝鮮日報は印名鎮氏がTHAAD配備反対、国史教科書の改革に反対、開城工団閉鎖反対など、セヌリ党の保守的政策に反する左偏向的理念を持った人物であることを一度も正しく指摘したことがない。そのような指摘をする人々の見解をまともに紹介したこともない。これは保守的な観点を放棄したことを意味する。ロウソク示威主動団体の理念的正体と『これが国か』という歌の反逆性も報道したことがない。北韓政権や左派に不利な事実を覆い被せることが保守言論の使命であるはずがない。


 朝鮮日報は、左派と戦ってきた大統領を追い出すため左派と手を握った金武星勢力を批判したこともない。理念的裏切りを批判しないメディアは保守改革を要求する資格がない。朝鮮日報は政党を壊したり離党を要求することが政党政治を否定する反民主的真似であることが分からないようだ。


 保守は制度と法治を大切にする。民主政体において最も重要な制度は長い政党だ。セヌリ党は韓国で最も長い政党で、何度も保守政権を生み出した産室だ。このような政党を壊し、政党の魂である理念をすり替えようとする勢力を応援する朝鮮日報は、ジャーナリズム、保守、そして民主主義を裏切っている。


www.chogabje.com 2017-01-03 10:58

更新日:2022年6月24日