済州4・3共産暴動を抗争と美化するな!

風雨

(2016.10.14)


 4.3暴動を抗争と呼ぶ者は誰か


 9月30日の国政監査場で、李基東新任韓国学中央研究院長と済州島を地域区とする議員の間で行われた‘済州4.3暴動’に対する議論を見て、われわれは憂慮せざるを得ない。“4.3事件の発端は、南労党の何人かの人々のため住民が巻き込まれた”という李基東院長の教科書的な答えに、済州道地域区国会議員は同意せず強く抗議した。では、呉怜勳議員は‘済州4.3’を抗争と主張するつもりか。


 政府が公式に認めたのは多くの罪のない犠牲者が発生し、軍警の責任もあったということであって‘4.3暴動’を‘4.3抗争’と認めたわけではない。自国の建国を妨害する暴動を抗争と呼ぶ国は死んでいく国だ。大韓民国から歳費を貰いながら大韓民国の建国を妨害した共産暴動を‘4.3抗争’と呼ぶ者はどの国の国会議員なのか。

 国費で運営される‘済州4.3平和財団’は覚醒せよ

 

 9月28日、済州4.3平和公園で政府行事として予定されていた玄吉彦元教授の特別講義は、4.3犠牲者遺族会と左派団体の妨害で取り消しになった。取り消しの理由は、玄吉彦元教授が‘済州4.3’は抗争ではなく南労党が大韓民国の政府樹立を妨害する目的で起こした反乱であると規定し、4.3事件の歴史を是正するため邁進していた人士だったためだ。


 10月11日には済州4.3平和財団が主管する‘4.3アカデミー’で韓洪九聖公会大教授の特別講義が予定されている。韓洪九教授は金日成を‘自力で一家をなしたてた型の民族の英雄’と称え、‘済州4.3’を抗争と主張する人物だ。‘4.3平和財団’は大韓民国の正統性を否定する人である金石範に4.3平和賞を与えた。‘4.3反乱’と言えば敵対し‘4.3抗争’といえば優遇する4.3平和財団は国民の血税を返せ。


 和解と共生は真実の上でのみ成り立つ


 4.3暴動の当時、南労党の人民解放軍、大韓民国に宣戦布告をし、南労党の大静面党委員長だった李運芳も‘4.3暴動’の最終目的は‘共産統一の祖国建設’と言った。金大中大統領もCNN放送を通じて“4.3事件は共産党の暴動”と言って4.3事件の性格を世界に闡明し、4.3事件に関する政府報告書にも南労党の共産主義者たちが警察支署と選挙事務所を襲撃したことが記録されている。


 罪のない犠牲者たちは追悼されて当然だが、犠牲者が多いと言って暴動が抗争にはなれない。抗争であるなら、罪のない犠牲者になれず確信犯があるだけだ。大韓民国国民であるなら、北韓臣民でないなら、済州4.3共産暴動を抗争と美化するな。大韓民国の護国英霊を冒涜するな。和解と共生を花を咲かせるのは、虚偽と歪みではなく真実の上でのみできるのだ。


 2016年10月06日、4.3事件を究明する愛国・安保連合


大韓民国戦没軍警遺族会済州特別自治道支部。大韓民国武功受勲者会済州特別自治道支部。大韓民国枯れ葉剤戦友会済州特別自治道支部。大韓民国特殊任務有功者会済州特別自治道支部。大韓民国6・25参戦有功者会済州特別自治道支部。済州4・3警察遺族会。済州4.3正立研究・遺族会。自由論客連合。

更新日:2022年6月24日