韓米両国は韓米連合体の自衛権を発動せよ

池萬元

(2016.9.21)


 限界点を超えた金正恩の軽挙妄動


 北韓は世界のすべての国々が反対し強力な膺懲を内容とするあらゆる制動をかけても、これをあざ笑い国際的に狼藉を働いている。北側の5回目の核実験と数多くの長距離誘導弾の実験を公に実行し、国際社会を嘲弄した。それでも足りず、米戦略爆撃機の韓半島飛行を問題とし報復すると言った。ここまで示した金正日と金正恩親子の軽挙妄動は、米国の行動を招いたフセインの嘲笑よりも数倍上回った。そして、軽挙妄動したフセインは直ちに除去された。


 フセインに送ったブッシュの最後通告文(2003年3月17日)の要約を見よう。


 イラクは今、行き詰まりに至った。米国と国際社会は1991年の湾岸戦争以降、イラクの武装解除のため多くの平和的な努力を傾けたが、イラクはこのような努力をあざ笑い時間稼ぎの手段として悪用した。イラクは完全な武装解除を要求する国連安保理決議を拒否した。


 イラクは明らかに致命的な大量破壊兵器を隠している。そして、周辺国と自国民を相手に既に使用した。周辺国を相手に無慈悲な弾圧を犯し、アルカイダを含むテロリストを支援した。テロリストたちがイラクから獲得した生物化学兵器や核兵器で、米国およびその他の国々の無実の命を殺せるこの明白な危険は除去されねばならない。米国は、米国の安全保障のため武力を行使する権限を持っており、この権限はつまり私の義務だ。


 米国は国連との協力したが、安保理はその責任を果たせなかった。米国と同盟国は依然として有効な国連決議678号と687号によって、イラクの大量破壊兵器をなくすための武力使用権限を承認された。サダム・フセインと彼の息子たちは48時間以内にイラクを去れ。これを拒否すると軍事攻撃を受ける。記者と武器査察団など、すべての外国人はイラクから直ちに去れ。われわれは自由と繁栄のある新しいイラクの建設を助ける。イラクの軍人と民間人たちは油田を破壊したり、大量破壊兵器の使用命令に従ってはならず、これに違反すれば戦争犯罪で処罰される。もし、敵が米国を攻撃したら、恐ろしい結果に直面するだろう。


 韓米連合は北韓を攻撃する名分がある、直ちに遂行せよ!


 無賃乗車、恩知らず、これは世界中の人々が最も軽蔑する品行だ。このような品行をいま大韓民国が見せている。李朝時代の金自點は極刑の嚆矢でかつ代名詞だ。金九の直系祖父だ。金大中は金自點よりもあくどい反逆の逆賊だ。この金大中と彼を敬う全羅道の人間たちを中心とする赤たちが、この国を無賃乗車の国で、恩知らずの国として国際社会に刻印している。


 米国は韓米相互防衛条約がなかったときも‘6.25南侵戦争’から大韓民国を護った。見知らぬ韓国を護り、会ったこともない韓国人たちを救うため、延べ180万人が参戦し4万人の戦死者と9万人の負傷者を出し、5千人の捕虜を出した。正常な人間性を持った人間なら、このような米国に対して毎日感謝する気持ちを持って当然だ。そうしてこそ人間と言われ得る。


 今、大韓民国で人間の顔をした国民たちは米国に丁寧に要請すべきだ。北韓が怪物になれば、北から被る韓国と米国の被害は想像を超えるため、一日も早く米国と韓国が力を合わせて金氏王朝を滅ぼすことを一日も早く提案せねばならない。より大きな犠牲を防ぐためには小さな犠牲は当然甘受せねばならない。この世の中にタダの昼食などない、犠牲のない平和はない。誰も死のうとしていなければ、だれかが彼らのために死なねばならない。これが世界の道理で犠牲精神だ。

 

 今、われわれの中で誰かは死なねばならない。皆がが生きるため誰かが必ず死なねばならない。政治をする豚たち、裁判をする犬野郎たち、貧しい人々や悔しい境遇の人々に集る奴ら、北韓と組んだ反逆の奴らが多い。


 だがそういう獣のような連中がいても、われわれはわれわれだ。その獣らの子孫が生き残るなら、われわれの子孫も生き残らねばならない。それで、われわれは今直ちに戦争をしなければならない。皆、叫ぼう。一日も早く、韓米両国が自衛権の行使として北韓を膺懲せよ、と叫ぼう。戦争をしようと、毎日街頭に出て示威しょう。


 今、(朴智元のように)平和を叫ぶ人間は皆アカだ。“戦争しようというのか”と異議を提起する奴らは皆アカだ。これから、今日からみんな叫ぼう。韓米両国は自衛権行使の次元で北韓と直ちに戦争しよう、と。


 たまたま、マイケル・マレン元米合同参謀議長は、“もし、北韓が米国を攻撃できる能力に近接し、米国を脅かせば、北韓を先制打撃することができる。先制打撃は金正恩がどうするかにかかっている問題”と強調した。


www.systemclub.co.kr 2016-09-17 19:16

更新日:2022年6月24日