崩れつつある韓半島の現状の後をにらんで義兵を養成する

捕虜となった者らに自由を、囚われている人々に放れを宣布する自由の伝令たち。

金成昱(社)韓国自由連合代表

(2016.8.22)


1.体制の崩壊ではない。だが、体制亀裂の始まりとは言えそうだ。いわゆるパルチザン家門であるテ・ヨンホ公使は奴隷制国家において貴族のような人だ。3月2日のUN決議案2270が効果を出すようだ。もう少し手綱を引き締めれば上層部のドミノ脱北を呼び、北韓急変が爆発するかもしれない。度々に北韓の断末魔の挑發もあり得、UNを口実にした中国の介入もあり得る。危機はあるだろうが、機会の別の姿だ。


2.ハト派と言われるウェンディ・シャーマン元米国務次官は去る5月、韓国に来たとき北韓の崩壊が間近のように言った。ウォルター・シャープㅡ元駐韓米軍司令官も同じ頃、同じ趣旨の文を書いた。北韓が滅び得るという話で、その前に一度くらい戦争もあり得るという要旨だ。北韓の内部圧力は外へ噴出するはずだ。これは金正恩政権の挑発、戦争、様々な事故につながる。5回目の核実験も予想された状態だ。

3.東西冷戦後の不安な韓半島の現状は崩れつつある。巨大な波を止めるのは難しい。止めてもならない北韓解放と救援の道徳的名分もある。唯一の選択肢は波に乗っていくことだ。どうせ滅びるべき邪悪な体制。その滅亡をさらに加速させ、中国の干渉を阻止する内部の団結を引き出すときだ。小さなことは捨てて遠大な未来の民族的座標に集中せねばならないときだ。


4.政権と政界、全部狡賢い奴らだけだ。仕方ない。崩れつつある韓半島の現状の後をにらんで統一された祖国を再建すべき義兵を養成する。300個程度の全国チームを作る。雷が鳴り大地が振動するとき、中国の介入を打ち破り、満州へと走る光の部隊、生命の隊伍。地の果てまで美しい消息を伝え、捕虜となった者らに自由を、囚われている人々に放れを宣布する自由の伝令たち。全国を回りながら、今日も北漢江の果で夢を具体化して見る。


http://libertyherald.co.kr 2016.08.19 23:00

更新日:2022年6月24日