政府は駐韓中国大使・邱国洪を好まざる人物と宣言せよ!
                                                          声明書(大韓民国在郷軍人会日本支部)

                              (2016.02.24)

 

 中国側が金正恩の水爆やICBM実験に対応した韓・米のTHAAD配備協議に対して吐き出す悪態や脅迫は文明社会ではあってはならない表現でなく、その方式も前近代の帝国主義時代の野蛮な様相だ。

 

 中国共産党機関紙の環球時報とやはり中国共産党の軍隊である人民解放軍の機関紙は、大韓民国に対する敵対を超えて侵略意図を露骨に表わした。

 

 中国外交部長・王毅は韓国に展開されるTHAADのレーダーが韓半島の防衛を超えて中国を狙うものだと強弁した。王毅は、金正恩の核ミサイル挑発への対策として‛韓半島平和協商’を主張した。‛6者協議’という世紀的外交詐欺を行なって暴圧体制に核武装の時間を与えた中国共産党が、また国際社会を籠絡しようとする。

 駐韓中国大使の邱国洪は2月23日、韓国の野党代表に会って韓国を脅迫し、自分の発言をマスコミに知らせるように要請した。赦せない内政干渉だ。駐韓中国大使たちは清朝の袁世凱の真似をするのか。政府は邱国洪を好まざる人物と宣言せよ!

 

 中国は世界的規模の反米戦略の一環として大量破壊兵器を拡散させてきた。中国こそ北韓の核兵器とミサイル開発を支援してきた張本人だ。


 中国こそ米国をはじめ、周辺国を狙って核ミサイルを大量に展開している。中国は南シナ海の島々を力で占領し人工島を作ってここに射程200kmの対空ミサイルを配備して軍事基地化している。


 中国が主張してきた「中華秩序」が周辺の国々を軍事力で暴力的に支配することであるのが明らかになった。中国共産党が野蛮的暴圧体制である金氏王朝を庇護してきたのは、中国自身が暴力を信奉するからだ。


 大韓民国は中国との善隣関係を望んでいた。しかし、もはや中国を文明社会として対することはできなくなった。大韓民国は野蛮に屈服するつもりは全くない。


 中国人民はよく考えて見て欲しい。歴史的に韓半島を戦場として生き残った漢族の王朝はなかった。


                             2016年2月24日
                       大韓民国在郷軍人会日本支部

更新日:2022年6月24日