国防部、中国側のTHAAD配備中止要求を一蹴

中国外交部、韓国政府にTHAADの韓半島配置計画撤回を要求

中国メディアは‛THAADの韓半島配置による戦争可能性’まで言及

(2016. 2.22)

 国防部は、中国が韓米間のTHAAD配備協議を撤回するよう要求したことに対してTHAAD配備問題は自主権の次元で決定するという立場を表明した。

 

 中国の官営媒体は、THAADの韓半島配備による戦争の可能性まで言及し、中国政府は公式にTHAAD配備計画の撤回まで要求した。洪磊中国外交部代弁人は“我々は、関連国がこの計画を放棄することを希望する”と言い、THAAD配置議論を撤回するよう正式に要求した。

 

 文尚均国防部代弁人は2月18日の定例ブリーフィングで、“自主権の次元でTHAAD配備問題を捉え決定する”と表明した。そして、北韓の核・ミサイルの脅威から国民の生命と財産を保護することが何よりも重要で、政府と軍はこのような立場に基づいてすべてのことを判断していると説明した。

 

 中国側の反発はますます大きくなる局面だ。THAADの駐韓米軍の配置を置いて、韓米と中国が正面衝突に走っている様相だ。文代弁人は、韓米両国が2月7日、THAAD配置のための公式協議に着手して現在、THAADの配備を議論する共同実務団の構成と運用のための協議を進めていると言った。

 

 文代弁人は“韓米当局者が共同実務団の構成と運営に関する約定締結のため協議中”と伝えた

 

www.newdaily.co.kr 2016.02.18 16:34

更新日:2022年6月24日