北の核・ミサイルなど大量破壊兵器開発従事者は2万人
5つの核開発専門研究所と秘密核基地
金泌材
(2016. 1.12)
これまで公開された国政監査資料と複数のメディア報道を総合すると、北側の大量破壊兵器(WMD)の開発に従事する人は2万人ほどだ。
核開発の核心部署と人員(2006年基準)は、5つの核開発の専門研究所に核心高級人材が200人、専門家3000人と技術者6000人で総計約9200人だ。
彼らを4人家族で計算すれば約3万6000人と推定されるが、彼らは外部と完全に遮断された特定の地域(秘密核基地とその周辺の村)に住んでいるという。
旧ソ連も1950年から核開発従事者のための隔離された地域に集団居住施設、つまり核都市を建設した。今も10個以上の秘密都市を運営していると言われる。北韓もこれをベンチマークして秘密の核村建設を推進したというのが2006年の韓国軍の判断だった。
米国の軍事専門家が公開した北韓の超大型宇宙発射体であるデポドン-3号(TD-3)
一方、韓国の民・官・軍のロケット発射体の研究人材は韓国航空宇宙研究院(航宇研)所属200人、軍のロケットやミサイル開発人材などを合わせて総3000人水準と知られている。
www.chogabje.com 2016-01-10 09:00