“全方位的核封鎖を通して自由統一の道を開こう”文化日報社説

核兵器が生存手段ではなく、体制の終末への‛頭痛の種であることを金正恩が悟るようにしよう。 

文化日報201617日付社説

(2016. 1.12)

北韓の4回目の核実験の可能性を二日の前に報道した文化日報が、17日付の社で大韓民が“北側の核攻にさらされた”と指摘し‛米術核の再配置、‛独自の核武装、‛イスラエル式の予防的打などの代案を提示した。

文化日報は著名な現実主義国際政治者のハンス・モーゲンソーの言葉を引用して“非核保有(⋆韓国)が核保有(⋆北韓)に逆らえば滅びるか降伏するかのどちらかを選ぶしかない”と指摘した後、“全方位的核封鎖を通して自由民主主義の統一への道を開いていく、災いをじて福となすべきだ”と主張した。

以下は、文化日報(17日付)の社説全文

対北政策のパラダイムを‛全方位的核封鎖えよ!

北韓の第4次核実験水素爆弾実験だったどうか、技術水準がどこまで到達したかなどについては、いろんな主張がある。だが、明確なことは北が核爆実戦配備を目標としたプログラムを一貫して進めており、初の核実験から10年間かなりの進展をなしたという事実だ

今回の核実験から分かる情況は、北側が絶に核武装を放棄しないことを明確にしたことだ。そして米国ロシア・英国・フランスなど‛核クラブ5のみが持つ水爆に挑するなど、‛レッドラインを超えている。大韓民の立場ではすでに核攻にさらされたと看做せねばならないほど、‛抽象的問題'ではなく、家の生存がかかった‛存的問題になった。

北韓はすでに多量の核頭が作れるプルトニウムと濃縮ウランを確保している。4回の実験を通じて核爆の小型化・軽量化も相進展させたはずだ。これを運搬する多様なミサイルも確保した。韓は射程に入って久しい。さらに、韓米連合防衛体制を無力化するため潜水艦道ミサイル(SLBM)実験も重ねてきた。

小型化、ミサイル、防衛システムの無力化など、3方向の武器開は多少精度が落ちても年以に完成し合体されると予想される。もう非難と決議案ではなく、質的具体的措置が必要だ。対北支援を‛ニンジンとした過去20年間の協商は失敗した。もはや躊躇する時間がない。

朴槿恵大統領は16日、“北東アジアの安保地形をるがし、北核問題の性格も根本的に化させる可能性がある”と言い、“北側が相応の対価うようにする”と表明した。今回の4回目の核実験の本質を把握したものと思われる。問題は言葉ではなく実践だ。北の核は協商で阻止できないということが明らかになった。

残されたオプションは力で制することしかない。核が生存の手段ではなく、体制を終末へ導く‛頭痛の種であることを金正恩が悟るようにしなければならない。‛統一大たりなどの幻想的未練を捨てて対北政策のパラダイムを‛全方位的核封鎖えなければならない。

第一に、北制裁に韓が率先せねばならない。朴大統領は第一際協力を調した。しかし、米が大統領選政局に入り中東問題などのため余裕のない況でどれほど積極的に臨むかは未知だ。中も以前よりは硬になるだろうが限界がある。大韓民が牽引しなければならない。

まず、開城工から根本的に見直す必要がある。北の改革開放よりは、核開発費用を提供する‛裏口の役割がもっと大きいと思えるからだ。開城工を存続させながら、中に対して北へのエネルギーや食糧支援を全面的に中するよう要求できるか。

第二に、北側の核攻を防御できる軍事力を大幅に増強しなければならない。存のキルチェンと韓型ミサイル防衛体系(KAMD)だけでは足りない。このような防御システムを補完する高度ミサイル防衛システム(THAADサドミサイル)の配備も推進せねばならない。

こういう措置が完成しても完璧な防御は不可能だ。だが、少なくとも‛第二撃’を可能にする設備と地点を保護できる可能性でも高めることができる。また、このような意志と備えが北側の誤判を抑制するはずだ。さらに、イスラエル式の‛予防的打も考慮すべきだ。そのための能力を一日も早く確保しなければならない。

第三に、われわれの非対称戦略である心理を本格化する。今回の水爆挑によって‛825合意は白紙になった。拡声器放送を再開せよ。北放送・ビラなどの心理を全面稼動すべきだ。そのために北法の制定が急務だ。国内で無関心な心理が米国の支援で行われているのは情けない。

第四に、自衛的核武装も真剣に考慮するときが来た。‛実主義国際政治の父'と言われるハンス・モーゲンソーは核保有と非保有係について、“非保有が核保有に逆らえば、滅びるか降伏するかのどちらかを選ぶしかなくなる”と予言した。核に対する抑止は核をもってのみできるというのが核政治の基礎だ。そうしないと、相手の慈悲心に生命と運命を任せるしかない。際政治の力上‛自の核武装が難しいなら、米術核を持ち込む問題を議論しなければならない。中迫する手段にもなる。

大韓民は今‛まさか'という安易な考えや‛米など際社が解決してくれるだろうという依存心を捨てねばならない。だが、過度に萎縮する必要もない。

 

金正恩は自己の墓を掘った。‛全方位的核封鎖を通して自由民主主義の統一への道を開いていく災いをじて福となす契機にすれば良い。われわれの選択の問題だ。

更新日:2022年6月24日