“強盗が持っているのが拳銃でも小銃でも撃たれたら死ぬのは同じだ”
“水爆かどうかの議論は意味がない。北が水素爆弾だと言ったらそう思い対応すべきだ!”
趙甲濟
(2016. 1. 7)
水爆かどうかの議論は意味がない。北が水素爆弾だと言ったらそう思って対応すれば良い。強盗が持っているのが拳銃であれ、小銃であれ撃たれたら死ぬのは同じだ。水爆でなくても、北側が核爆弾を小型化してミサイルに装着し、韓国を脅かしている状況であるのは間違いない。
いま金正恩が核発射ボタンを押せば、7分内にソウル上空で爆発する。北韓には金正恩を引き留められる人がいなく、南韓には防御する方法がない。それにも、まさか金正恩が撃つだろうか、米国が黙っているだろうか?ということは見物者の心理ではないか。
歴代の韓国政府は、そして今の政府も北の核能力を縮小評価してきた。朴大統領はもはや真実を言わねばならない。真実を直視すべきだ。挙国的核防御体制を整わねばならない。THAADミサイルも配備し韓日軍事情報協力体制も構築しなければならない。‛キル・チェーン'を持ち出して国民を安心させようとする水準ではいけない。北側が核実験を準備する状況も事前に知れなかったのに、彼らは核ミサイルを発射することを事前に探知して打撃することが可能だろうか。国民を安心させるための善意の嘘か。
北韓の核は戦略的な武器で、戦略目標は韓半島の共産化であり、その中間段階として韓国を人質にするということだ。国際社会がどう対応するかが重要でなく、われわれが何をするのかが重要だ。
www.chogabje.com 2016-01-06 22:19