“盧武鉉の理念を全国民が分かったら大統領になれなかったかも...”
高永宙放送文化振興会理事長インタビュー
‛文在寅は共産主義者’と言った表現の証拠はある。釜林事件捜査のとき露骨に主張
私が辞退することは何も難ししいことがないが、(私が)主張を否認したら対共戦線が崩壊
盧武鉉元大統領を‛変形された共産主義者’と主張した高永宙(写真)放送文化振興会理事長が10月7日、文化日報とのインタビューで、“盧元大統領がそういう理念を持っていたことを全国民が分かっていたら、大統領になれなかったかも知れない”と言った。この発言は文在寅新政治民主連合代表を共産主義者と言って論議を呼んだこと続く発言であるため波長が予想される。
- 盧元大統領は変形された共産主義者で、文代表は共産主義者と言った。所信なのか。
“文代表を共産主義者と表現したのは私が得ることのできた証拠から判断したものだ。「釜林事件」当時(検事だった)私に、彼ら(事件の当事者たち)が堂々と(自分たちは)共産主義者だと主張した。(弁護を引き受けていた文代表が)そういう人々と生涯の同志になるためにはそうするしかない。盧元大統領は年を取ってから合流したため情緒的にだけそちら(⋆共産主義)だが、文代表は理念的に左派だ。共産主義という言葉が本能的に拒否感を持つため民衆民主主義と変え変形させた。”
- では、盧元大統領を輩出し文代表が現在の党代表である新政治連合はどう判断すべきか。
“盧元大統領は向こう(北韓)と連邦制統一をしようとした。連邦制統一をすると米軍が韓国に留まる必要もなくなって赤化されるのではないか。しかし、ヨルリンウリ党(今の新政治連合の前身)の党論として推進されたものでもなく、党全体がどうしたのかは分からない。党にそういう考えがあるとして飛躍することではないと思う。もし、盧元大統領がそういう理念を持っていたことを全国民が分かっていたら、大統領になれなかったかも知れない。”
- 公正放送の責任を負う放送文化振興会の理事長として不適切という指摘がある。
“国を守る行為は偏狭なもので、壊すのは公正な行為か。国を護ることは理念の戦線で北側の対南赤化戦略を阻止することだ。公正放送をするにおいて邪魔になると思わない。私は国民の誰もが分かっていなかったとき民衆民主主義が利敵であることを公表した。”
- 進んで辞退する意思はあるか。
“辞退するのは何も難しいことがないが、この主張が間違っていたとしたら今後、わが国の対共戦線は完全に崩れ落ちる。”
- 歴史教科書の国定化の転換論議と関連して‛国史学者の90%が左寄り’と主張したことがある。
“国史学界は、修正主義学派、左偏向されていない人々は‛斯文亂賊'と言い、そういう話をすると葬り去られる。検認定システムを見ればよく分かる。国定教科書はその方法が正しいため主張するのではない。(左偏向の)国史学者たちに任せてはならないためだ。これまで教科書は国史学者たちの専門分野だったが、これからは国史学者だけでなく、経済学、政治学などを勉強した人々も参加させねばならない。左傾化された国史学者たちが作ったら元の木阿弥だ。”
尹ジョンア記者jayoon@munhwa.com