「金武星の乱」か?

柳根一

“「安心番号国民公認制」は政党が選を募集するとき、携電話使用者の個人情報が露出されないよう移動通信事業者が(仮想)一回用の電話番を提供し、この(仮想の)安心番を使って一般市民に電話して政党の候補選出に加の可否、どの政党の候補選出に加するか、どの候補を支持するかを順番に問う方法だ。”-朝鮮ドットコムの説明

民主主義はいろんな主義・思想と接合できる。自由主義や個人主義とも接合でき、全体主義や集主義とも接合ができる。それで、米国やヨロッパも自分たちを民主主義と呼び、往年のソ連や今の中も自分たちを民主主義と自任する。民主主義はまた、エリト主義とも、民衆主義とも接合できる。大韓民憲法が規定する自由民主主義体制を支持する立場では、自由主義と接合した民主主義を自由・平等・博愛が実現されるの民主主義であると規定する。これに対しては一部を除いては(韓国社会全体の)大体的な合意がなされていると思われる。

問題はエリト民主主義なのか民衆主義的民主主義なのかの論争だ1987年の「民主化」以降、韓国社には民主主義がエリト主義から離れて民衆主義に向かうほどもっと‛良い民主主義であるかのように振る舞う傾向があった。もちろん、過度なエリト主義は貴族的、特的、排他的、官僚的弊害を伴う。だが、この問題にする反も行き過ぎればそれなりの弊害をもたらす。反知性的、非理性的、暴力的、衆愚政治がまさにそれだ。このような況では、少の陰謀家たちと工作部隊と作勢力が、群衆の背後で彼らを巧みに操り、動員し、利用する中で疑似民主主義、小細工民主主義が行するのが常だ。

「民主化」以降の韓国社では、386486586世代の全体主義運動圏の陰謀家たちがまさにこの種の‛小細工民主主義をうまく使して政党の党を蝕み、勢力を拡大し、局面を圧倒する落した政治工が猛威を振るった。彼らはこのような方法を使って民党と統進党を掌握し、統野党の党とアイデンティティを質させた。そして、彼らの権力奪取闘争には例外なく‛ボトムアップというもっともらしい名分の後ろにれた‛世論操作‛群衆動員‛詐欺‛工作...が蠢いた。

今日の野党の党を掌握した、いわゆる「親盧派」も典型的な‛小細工を通じて勢を掌握してきた。その中でも、携電話を通じての世論扇動と世論投票が最も代表的‛工作だった。党投票では勝ったが、モバイル投票で逆転したというこれまでの野党内の話がまさにその況を物語ったのだ。

ところで、このような‛小細工が可能な野党・親盧派の技術にセヌリ党の金武星代表が快く同意したことは本当に驚くべきニュスだ。金武星がなぜそうしたのか。彼の狙いは何か。青瓦台と一戦を交えるつもりか。そして、なぜよりによって大統領が外遊に出たときはこのような手法を使うのか。与党の闘争のいずれかの肩を持つ考えは毛頭ない。だが、劉承旼と金武星で象徴され党の一角の‛民衆主義的民主主義の流行に対してだけは、その危性を指摘せざるを得ない。どういう論理で?トップダウン公認が非民主的であり得る一方、ボトムアップ公認はショであり得るからだ。‛政党の場’で純な有者というのがあり得るか。皆が操作された作勢力であるだけだ。

金武星代表は胸中を見せた。朴槿大統領がニュクに行って潘基文連事務長にったことを‛意された政治的と解する人々がいる。そういう解が事実なのかどうかは今のところ確認しようがない。では同じ論理で、金武星代表の奇襲的な与野党合意も‛意的な政治的と言うべきでないか。これで、金武星代表は現役大統領と決する‛次期挑としてより鮮明に位置づけたわけだ。現役(大統領)の直接・間接的な祝福を受けず、彼(現役)って大統領候補になろうとする‛次期挑は果たして成功するだろうか。

文在寅が野党の中で‛親衛クデタをやって、今度は金武星が党の中で亂を、旗揚げをしたのだろうか。それで、金武星と文在寅は今、敵的共生係を再確認しているのか。そして遠からず内閣制改憲でもするつもりか。それもあり得る...?だが、党内の闘争と路線闘争は今始まっただけだ。

柳根一の耽美主義クラブ http://cafe.daum.net/aestheticismclub2015.09.29 20:48

更新日:2022年6月24日