済州4.3平和財団の祖国は人民共和国か
風雨
光州の5.18に5.18記念財団があるなら、済州4.3には済州4.3平和財団がある。両団体は共通的に巨額の予算を使いながら地域で左派団体の補給基地と求心点の役割をなしている。5.18記念財団は5.18光州事態を批判する国民を相手に大量に告訴状を乱発し、済州4.3平和財団は4.3暴動を4.3抗争に美化するなど、両組織は暴動と反乱の守護神にほかならない。
済州4.3平和財団の李文敎理事長は 今年1月15日、済民日報とのインタビューで“4•3を理念論争に引き込む北西青年団の末裔勢力の思考の転換が必要だ。剥製化された国家主義の迷妄に陥っている彼らを...”と発言した。
李文敎理事長は、歪曲された済州4.3事件を是正しようとする人々に対して“西北青年団の末裔”、“国家主義迷妄に陥っている者たち”という表現を使用した。済州4.3平和財団は国民の血税で運営される財団だ。国家の給料をもらっている者が国家主義の迷妄云々したのだ。
西北青年団は4.3暴動のとき大韓民国の軍警と一緒に暴動を鎮圧することに多大な貢献をした。軍警と西北青年団が南労党反乱勢力を鎮圧できたため、李文敎のような人も済州4.3平和財団理事長の職に就く贅沢を味わうことができた。それにも、李文敎は西北青年団を罵るとは、では李文教は南労党反乱勢力の末裔なのか。
済州4.3平和財団李文敎理事長が‛西青の後裔たち’と非難した対象には、4.3平和公園の不良位牌の剔抉を主張する団体、済州4.3を暴動だったという主張する勢力が含まれている。李文敎が非難した対象は大韓民国の愛国勢力と保守団体、そして護国安保団体が含まれ、大韓民国行政自治部と青瓦台も含まれている。
李文敎は任命権者である行政自治部を辱め、大韓民国の大統領まで非難したのだ。もっと大きく見ると西靑の活躍に支えられて大韓民国が建国されたから大韓民国も西青の末裔だ。それでは、大韓民国の建国勢力を卑下する4.3平和財団の祖国は人民共和国なのか。李文敎は人民共和国を叫びながら警察支署を襲撃した暴動勢力の末裔か。
4.3平和財団は大韓民国行政自治部が管理し理事長は大韓民国国民の血税で給料をもらっている。このような者が大韓民国を卑下したとは、李文敎は済州4.3平和財団に配分される予算が金正恩のポケットマネーだと錯覚するようだ。こんな者を済州4.3平和財団の理事長に任命し巨額の予算を執行するようにした者は誰だったのか。4.3平和財団を作って左派の金蔓役割をし、共産暴動を民衆抗争として歪曲するようにした者は誰なのか。
4.3平和財団は今年初めて済州4.3平和賞金というものを作った。そして受賞者に在日同胞作家の金石範を選定した。非常に珍しくも金石範は自分の国籍を朝鮮だと主張する人で、金石範は済州4.3を抗争だったと美化し大韓民国の軍警を虐殺者として描写する小説を書いた人物だ。
金石範は4.3平和賞を受賞する席で“大韓民国は民族反逆者が建てた国”で、“李承晩政府は民族反逆者勢力をもとに構成した政府であるため大韓民国臨時政府の法統を継承しなかった”と大韓民国を罵倒した。そして4.3に対しても“済州道民の抵抗は内外の侵攻者に対する防衛抗争”と主張した。
金石範はオリジナル赤性向を持つ者だった。このような者に4.3平和財団が4.3平和賞を授与したのは、‛大韓民国に対する憎悪’というコードが4.3平和財団と一致したためだろう。2003年にはリビアのカダフィが韓国で仏教人権賞を受賞したことがあった。全世界が独裁者、殺人者として指目し結局はリビア市民たちに殺されたカダフィが、韓国では人権賞を受賞するコメディが披露されたのだ。
カダフィに人権賞を与えたのは、南韓の従北人士たちが集まった団体だった。当時、カダフィは米国に抵抗していた時期で、南韓の従北たちはカダフィと‛反米’で一致した。カダフィに人権賞を授与したのは反米で狂った盧武鉉時代の風景画だった。このようなコメディが朴槿恵時代にも済州で起きているのだ。大韓民国国民の血のようなお金で大韓民国に憎悪を持っている者同士がお金の宴を催しているのだ。
大韓民国は済州4.3平和財団理事長の李文敎に法的責任を問わなければならない。大統領と政府を卑下した罪、大韓民国の血税を浪費した罪、大韓民国を冒涜した罪に対して厳正な責任を問わなければならない。併せて、このような者を4.3平和財団理事長に放置する行政自治部と関係者たちもその責任を問うべきだ、そして李文敎理事長には大韓民国がそこまで嫌いなら人民共和国に行くように勧めるのも大韓民国のために望ましい。
www.systemclub.co.kr2015-04-05 22:27