150406核武装

核武装したほうが核武装していない方を吸収するのが正常！

　韓国は核兵器を馬鹿にする世界で唯一の国だ。そういう態度は核爆弾を受ける瞬間までだ。泳げないくせに海を馬鹿にすれば溺死し、核ミサイル防衛網を作らず核兵器を軽視すればやられる。これは世の中の法則ではないか。

趙甲済

　核兵器を絶対武器と呼ぶ。一度やられれば国が滅びるか再起不能状態に陥るからだ。奇襲を受けても反撃が可能な通常兵器とは質的に違う。核兵器を持つ敵には“核を使えば、こちらは生きて君は死ぬ”という事実を確実に認識させてこそ核兵器の使用が防げる。対応の核武装をするだけでは十分でないため、核ミサイル防衛網を多重で建設しなければならないということだ。

韓国は敵が核武装をしたにも拘わらず、対応の核武装もせず防御網を作らず、敵の核武装を助けた者らを膺懲しないだけでなく、同盟関係もおろそかにする世界で唯一の国だ。

韓国人たちは僥倖(“まさか金正恩が核攻撃をするだろうか”)と奴隷根性(“米国が黙っているだろうか”)に頼ってカゲロウのような生を営んでいる。

核兵器が歴史に登場してから70年間、証明された核戦略がある。

1．核は核をもってのみ対応できる。

2．双方が共に核武装をしてこそ戦争を防げる。インドに続いてパキスタンが核武装した後は兩國間に戦争がない。ウクライナが核兵器を放棄したから核武装したロシアにやられている。

3．核武装をしていない国が核武装をした国を崩壊させるか、統一するのは不可能だ。逆に核武装した国が核武装していない国を崩壊させるか統一する可能性が高い。米ソ冷戦時代に、ソ連が核武装をして米国はしていなかったら、崩壊したのは米国だったはずだ。

4．韓国の對北核政策は核戦略の一般法則に反する。成功の可能性が低いということだ。失敗する可能性が高いという意味でもあるが、これは韓国が核爆弾を受けて消えるか、北韓に従属することを意味する。

核武装をした中国と北韓が一方に立ち、核武装をしていない韓国と核武装した米国が対峙しているが、韓国で中国と北韓の肩を持ちながら対応の核武装も防御網の建設にも反対する勢力が執権すれば、韓国は自主独立と主權を失うことになることが自明だ。2017年に左派政権が再登場すれば、大韓民国はぞっとする状況に追い込まれるだろう。